ここ数年 Rust で meg-os という名前の自作 OS を作っています。
過去に何度か0から作り直しているので、似たような名前の別のものを昔見たり聞いたりしたことがあるかもしれません。
現在のコードベースのコードネームは「Maystorm」となっていて、これは2020年5月に正式に開発を開始したのが由来です。 なお、初期のコードネームが「myos」だったのでこのブログでは「myos」と表記されてることも多いです。
主要なターゲットは 2020年前後の x64 PC です。 一時期古い PC 用に機能縮小した x86 版も並行で開発していましたが、しばらく放置している間に現在では互換性がほとんどなくなってしまいました。 いずれ時間ができたら x86 版の開発も再開したいと考えています。
主な特徴として以下のような特徴を備えています。
- POSIX との互換性は目指していません。
- アプリケーション・カーネルの両方で Rust でのプログラミングを前提にしています。
- 自作の WebAssembly ランタイムを搭載し、標準アプリケーションの形式として WebAssembly をサポートしています。
- マルチコアや HyperThreading に対応したスケジューラーを備えています。
- 半透明や角丸のウィンドウを表示可能なウィンドウシステムを搭載しています。
- はりぼて OS のアプリケーションをエミュレーション実行できます。